DYCE 若手道場 2011 プログラム
活動概要
開催目的  新学術領域「半導体における動的相関電子系の光科学 Optical Science of Dynamically Correlated Electrons(DYCE)」(H20年度発足、領域代表・東大工・五神真)では、半導体中の励起状態として動的に形成される電子正孔多体系の状態やその光学応答および光機能の探索・解明を目的としています。その遂行にあたっては、分光学・量子光学、半導体デバイス工学、ナノ材料化学、量子多体系理論などを密接に連携させ、光科学と物質科学が融合した新しい学術領域を創り出すことを目指しています。同時に、既存の学問体系にとらわれずに新学術領域の創造および牽引に貢献できる若手研究者の発掘育成を推進することを目指しています。その一環として、中堅・若手メンバーの自主企画運営による、公開の若手研究会「DYCE若手道場」を毎年行ってまいりました。
 第三回となる今回は、新学術領域「コンピューティクスによる物質デザイン:複合相関と非平衡ダイナミクス」(H22年度発足、領域代表・東大工・押山淳)との共同で若手道場を開催いたします。この領域では、計算科学と計算機科学を学融合させた、従来の計算物理学の枠を打ち破るコンピューティクスという学問領域を確立し、それにより量子論の第一原理に立脚したアプローチを革新的に飛躍させ、さらに実験研究者との有機的連携により、物質デザインの根幹である複合相関と非平衡ダイナミクスの 解明・予測を行うことを目指しております。
 今回の若手道場は、二領域の共同開催となっておりますので、他研究領域との相互理解・連携も視野に入れつつ、基礎的な講義と質疑討論に重きをおいたプログラムを編成しております。積極的な参加をお願いいたします。
総括班・会議企画担当 金光義彦(京大)
第三回DYCE若手道場・代表世話人 浅野建一(阪大)、三宅隆(産総研)
主  催 総括班・総務担当:秋山英文(東大物性研)
開催日時 2011年9月26日(月) 〜 9月27日(火)
開催場所 大阪大学 理学部 D棟D501講義室
〒560-0043 大阪府豊中市待兼山町1-1
プログラム
1日目/9月26日(月)
10:00-10:10 事務連絡
10:10-10:30 はじめに 五神真(東大理)
10:30-11:20 「超流動フェルミ原子ガス:超流動現象の統一描像と
強相関電子系に対する量子シミュレータの可能性」  大橋洋士(慶大理工)
11:20-12:10 「グラフェンの電子物性」 越野幹人(東北大理)
12:10-13:40 昼休み
13:40-14:30 「固体共振器QED系の量子光学理論:
自然放出と共鳴蛍光」 越野和樹(東京医科歯科大教養)
14:30-15:20 「非平衡状態の応答関数の理論 
-電子系の光科学への応用を目指して」 弓削達郎(東北大理)
15:20-15:40 休憩
15:40-16:30 「光誘起トポロジカル相転移の理論」 岡隆史(東大理)
16:30-17:30 若手セッション(一人10分)
「Au(111)薄膜表面におけるラシュバ分裂の膜厚依存性」 小杉太一(産総研ナノシステム)
「YNiO3の磁気構造についての第一原理計算による研究」 大西宏昌 (産総研ナノシステム)
「固体発光素子からの単一光子の諸性質:位相緩和の効果」 伊與田英輝 (東大物性研)
「ナノスケール構造体における過渡応答に対する
電圧スイッチング速度の影響」 笹岡健二 (東大工)
「カーボンナノチューブの吸収スペクトルにおける遮蔽効果」 李秉鍈(北大工)
「量子ドットにおける多励起子生成・消滅の
実時間シミュレーション II」 金賢得(京大理)
18:00 懇親会
2日目/9月27日(火)
09:00-09:50 「電子ダイナミクスの第一原理計算」 矢花一浩(筑波大数理物質科学)
09:50-10:40 「低密度電子ガス系とナノスケール相分離」 前橋英明(東大物性研)
10:40-11:30 「実空間差分法を用いた第一原理電子状態・輸送特性計算」 小野倫也(阪大工)
11:30-13:00 昼休み
13:00-13:50 「スピン電荷結合系における光励起状態とそのダイナミクス」 石原純夫(東北大理)
13:50-14:40 「量子モンテカルロ法による電子状態計算」 前園涼(北陸先端大情報科学)
14:40-15:00 閉会コメント
参加方法
参加費
参加費: 無料 (懇親会費別途)
 
参加登録
1| 登録事項の記入
  • メールタイトル「dyce-symp」
  • 本文には氏名、所属、研究室、身分・学年、E-mail address、参加日程を記入。
  • 「若手セッション」での研究発表を希望される方  
    • 講演概要をMS Word テンプレートに従って作成して下さい。  
    • フォーマット:A4 1ページ以上(縦置き、横書き)  
    • マージン:左右 20mm, 上下 25mm  
    • 行数・字数:40行/ページ・約50字/行(1段組)を目安  
    • 文字:【タイトル】ゴシック体14ポイント   
    • 【本文】明朝体11ポイント、均等割付、(Figure Caption)11ポイント、Fig.**で統一   
    • Caption・図中の文字は英文
2| メール送信
下記アドレスに送信
dyce-symp@acty.phys.sci.osaka-u.ac.jp

締め切り
  • 2011年8月19日(金)
  • 若手セッションの申し込み締切:2011年8月26日(金)
  • 参加登録のみの申し込み締切:2011年9月16日(金)
  • 「若手セッション」での研究発表を希望される方は、締め切りまでに講演概要を提出してください。