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公募研究
研究項目 A04
強磁場中二次元電子系からの発光スペクトルの研究
中島 龍也(東北大学・理学系・助教)  強磁場中二次元電子系に対し、最近は輸送特性[1]だけでなく光学的な測定[2]が、この系の動的特性を追究する際の有力な手段となっている。本研究では、この系のフォトルミネッセンスのスペクトルを理論的・数値的に追究する。
[1]強磁場中二次元電子系の輸送特性に関する最近の解説として、 チャールズ・デイ(中島龍也 訳)、 パリティ 24(2009)32。
[2]S. Nomura, M. Yamaguchi, T. Akazaki, H. Tamura, H. Takayanagi, and Y. Hirayama, Physica E 34(2006)292.
テラヘルツ光駆動半導体超格子における光着衣電子・正孔系の多体問題
日野 健一(筑波大学・数理物質・教授)  THz領域の単色光に駆動された半導体超格子において、多チャンネル散乱理論に基づき、光と強結合したFloquet電子・正孔系の物性を調べる。更に、擬静的相関および動的相関の観点から、この系における少数多体問題(励起子、荷電励起子等の複合体)および非平衡系量子多体ダイナミックスの問題を数値解析する。
半導体における全量子力学的光学応答理論と非線形光子制御への応用
越野 和樹
(東京医科歯科大学・教養部・准教授)
 光子の量子状態を別の光子を用いて制御することは、現代物理学の最も挑戦的な課題の一つです。本研究課題では、半導体を用いた光子群の量子状態制御を目標に、半導体における全量子力学的光学応答理論を構築します。
多成分内部自由度を持つ冷却フェルミ原子の秩序状態とダイナミクス
菅 誠一郎
(兵庫県立大学・工学研究科・教授)
 本研究では、多成分内部自由度を持つ冷却フェルミ原子系の秩序状態とその特徴を、非摂動論的手法により絶対零度から有限温度まで明らかにする。また、1次元光格子中での多成分冷却フェルミ原子系のダイナミクスについても調べる。